BADHOPはダサい?パクり?巷で話題のKawasakiDriftについて
今日はKawasaki Driftについてです。
この曲、BADHOPが
海外のMVをパクったという疑惑がかけられています。
恐らく、この記事を読んでいる人は
KawasakiDriftを聞いたと思うんですけど、
G-Eazyの「NoLimit」とも聞き比べてみてください。
恐らく、パクりだ!!と騒いでいる人達の言いたいことが分かるはずです。
で、結論からいうと、
「haterが粗探しに必死すぎる」
と思いました。
確かに、海外のアーティストのフロウだったり、
ビートも、似たような感じになっているかもしれません。
だけど、
「良い曲ならそれで良くね?」
と私は思うのです。
単純に音楽として聴いて、
楽しければそれでいいじゃないですか。
信念をもって活動していればいいじゃないですか。
例えば、テラスハウスの主題歌を、
独自の解釈で歌ってメジャーデビューした人もいます。
彼女がいうには、
「私の歌声を聞いてもらいたいのと、英語が分からない人にも、ちゃんと意味が分かるものにしたいと思って始めたんです」
とのこと。
めちゃくちゃ素敵じゃないですか。
彼女は、自分の歌声を届けるために、
戦略的に、テラハの主題歌を歌ったわけです。
その結果、売れました。
そして彼女の歌に影響を受ける人もたくさんいます。
宝の持ち腐れをするより100倍良いですよね。
良いモノを持っている人は、
それを、絶対に広めるべきです。
世間の目を恐れずに、
どんどん、自分なりのコンテンツ(音楽)を作り、
発信していくべきです。
そうすることで、
自分の音楽を広めることもできるし、
その音楽を聞いて、
たくさんの人に影響を与えられるからです。
BADHOPもそれと一緒じゃないでしょうか?
特に、日本のHIPHOP業界は、
昔はダサいイメージがありました。
音楽として、
なかなか手に取ってもらえないイメージが強かったです。
私自身、HIPHOPは、
BADHOPを知るまで、一切聞かなかったです。
20年以上生きていますが、
日本人のHIPHOPは、ほんとに聞いたことがなかったです。
それくらい、この業界は、
売れるハードルが異常に高かったし、
一般の人に慣れ親しまれていなかったのです。
それが今ではどうでしょうか?
BADHOPを筆頭に、
どんどんHIPHOPブームが起きています。
居酒屋、BAR、クラブ、
あるいはネット上、
あらゆるところでHIPHOPが聴かれています。
前までは考えられなかったことです。
つまり、こう言えます。
BADHOPは、
「最先端のトレンドを取り入れて、日本のHIPHOP業界をアップグレードしている」
と。
今回のKawasakiDriftもそうです。
日本に枠組みなんて小さなものに囚われず、
「良いモノは良い。だから取り入れる。」
という精神があるのではないでしょうか?
英語の和訳でもない、
彼ら自身のリリックで、
海外の最先端のトレンドを取り入れて歌う。
それは、良いモノ(曲)を生み出す、
新しい日本のHIPHOPの形になるものかもしれません。
まだまだ分かりませんが、
「海外のトレンド×独特のリリック」
この組み合わせは面白いです。
もちろん、
それだけじゃあつまらないので、
他のビート、フロウを生み出していく必要はありますが、、
今回のような曲を2、3曲出して、
話題性を呼ぶというのも、
「彼らの曲を広める」
というマーケティング活動に繋がるので私は賛成です。
もしかすると、
BADHOPのブレーンが、
口コミを狙って、わざと海外に寄せたこの曲を作ったのかもしれませんね。
勢いで書いたので乱雑な文章になってしまいましたが、
今日はここらへんで。